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頭の切れる若い人ほど早く技士長になれ

臨床工学

みなさんやりたい業務は今現在できていますか?
興味のある分野に関わることはできていますか?
今その業務に就けていない人は頑張って自分のやりたい業務に早く就こう。

そもそも興味のある分野などない人は早いうちに管理職になったらどうだろうか。

仕事をしていくにつれて自分の興味のある分野とやりたい業務が頭の中で確固としたものになってくる。
私もそうであった手術室の業務に興味があったから人工心肺をはじめ手術室全般の業務を一通り経験してきた。

しかし最初はどうであっただろうか。

最初は
人を助けたいとか機械が好きとか臨床工学技士になると決めた時にはいろいろ理由をつける。
私もそうだった。

本音ではない。

本当に心から人を助けたいとか人のためになる仕事をしたいと思っているなら医者になる努力を本気になってできたと思う。
本当に機械が好きならそんな仕事は他にいっぱいあるし開発・研究職になればいい。

機械の操作をしたい?だからそんなん医者になればいい。医者が一番操作するんだから本物でしょ。

機器の管理、メンテナンスがしたいから。
それは本当ですか?最初から機器のメンテナンスだけしたい人なんているのでしょうか。

本音は
医療職で国家資格だし安定している、給料よさそう、営業とか無理、そこそこの努力でなれる、病院で働いていれば世間体がいい、ブラックな職場とかなさそう、看護師より機械いじってるだけで楽しそうラクそう
そんなとこだろう。

しかし総合病院でも普通の臨床工学技士の給料はそんなに良いものではないし、仕事も肉体労働で看護師のパシリと思うこともある、夜勤も呼び出しもある休みは学会に行け
でそんなにラクではない。
大規模総合病院ほどその傾向が強くなる。

私が最終的にたどり着いたのが中規模病院の管理職だ。
ここに至るまで4回職場を変えた。
30代で名ばかりだが一応の技士長として部署をまとめている。
私にとっては今の職場は居心地が良すぎて定年まで働きたいと思っている。

誤解があると思うので先に言っておくが、技士長が大変な職場はたくさんあると思う。それは事実。
しかし
どう考えても役職無しで働いていた時の方が大変だった。
上に立つと生意気な後輩も居るがそこまでストレスは感じない。上司から受けるストレスの度合いとはレベルが違いすぎる。

若い人で組織や上司の考え方に疑問がある人はすぐにでも管理職を目指すべきだ。

むしろそのような人ほど今の環境に妥協し満足していてはいけない。

様々な視点で物事を考えることができる若い時ほど
管理職になると多くを吸収することができる。

管理職になって私が一番勉強になったことは何のためにこの作業をしているのか深く理解できるようになったことだ。

こんなことやって意味あんのかよ。
の疑問が無くなり
すべての作業が無意味なことに思わなくなった。

それを知らないと単純作業がストレスになる。

診療報酬とコストとの兼ね合いや加算施設基準などを知ることになり一つ一つの作業の必要性やつながりが理解できるようになった。

さらには

病院上層部、事務、看護、メーカーとのつながり各種委員会に病院経営的な観点も理解できるようになり仕事の幅は非常に広くなる。
それと同時に病院外の仕事の依頼などのチャンスも広がる。

だから私は部下にもそれらを理解してもらえるようにできるだけ技士長の仕事をオープンにしている。
そして若い世代と仕事をどんどん共有するようにしていっている。

当たり前だが給料以外にも技士長になることは

非常にメリットがあることなのだ。

現在の技士長と呼ばれる多くの人はまだ臨床工学の部門がはっきりと病院の中にない時から働いている人、またはその直後に入った人たちだ。
臨床工学技士が病院の中に1、2人の時代から少しずつできる仕事を増やし部署の人数も増やしていった時代。
ある意味この職種の開拓の時期であった。
そしてそのまま結果的に技士長になった人も多い。

今よりも明らかに部署内での競争が少なかったのは事実だ。

今現在大病院で働いてる人にはっきり言うと
その病院で技士長になるのはほぼ無理

理由ははっきりしている。

臨床工学技士法が施行されたのが1988年(昭和63年)その年の秋に第一回目の国家試験が実施された。
ここでの合格者は全員養成所(臨床工学技士になるための大学学部、専門学校)を卒業していない。 臨床工学技士法附則第3条に基づく受験資格の特例による者だ。
つまりすでに実務についている者で講習会に参加すれば国家試験の受験資格を得ることができた人達だ。
この辺の人達がはすでに定年過ぎたあたりから定年近くにいる。
資格所得時すでに既卒就職していた資材課施設課からの派生組、看護師とのダブルライセンスの人達などはすでに定年を過ぎているであろう。
その人達やのそのすぐ下で働いてきた人達が今の技士長達の年代である。
現在日本の大病院の技士長の多くは法律施行後~第10回まであたりの国家試験合格者達であろう。
彼らの時代は臨床工学科や臨床工学部等の部門すら病院内に確立されていなかった時代だ。
今はだいたい初代の技士長から二代目に変わりの40代が多いと思われる。
多くが競争がほとんどない(日本全体で数千人さらには合格しても免許申請していない人も多くいた)新職種の中で年功序列エスカレーターで技士長、管理職になっていった人達である。彼らは運がよかったから技士長になれたとまでは言わないが今の若手よりも技士長になるための環境に関しては運がよかったのは間違いはない。
彼らが役職から降りるのが何年後であろうか。

15年~20年後だとしても今の若手はすでに
40代半ば~50代になってしまう。

そして現在、大病院の多くは臨床工学の部門が確立された部署として存在し職員数も10人以上いるところがほとんどだ。
多いところでは100人近く技士がいる病院もある。

そこから役職に就き技士長になるのは相当狭き門になるだろう。
もちろん人数が多ければ多いほど役職に就くのは難しくなっていくであろう。

役職に就けない。
それはつまり給料もそこまで大きく上げることはできないということだ。

じゃあどうすればいいのかはnoteにまとめたので興味がある方は読んでみてほしい。

具体的にどうすればいいかは人それぞれ違うが、
役職に就きたい、技士長になりたい、組織をまとめる仕事に就きたい
と思っている人は読んで損はない内容であろう。

まあこのような記事を書いているのは臨床工学技士の現状を少しでも変えたいと思ったからである。
もっと若手に出てきてもらいたいし、判断力と想像力が一番ピークの時に大きな仕事や組織をまとめる仕事をして欲しいし、そのような若手を増やしたいと思ったからだ。
あとは自分と同じ考えを持っていながら過去の自分のような組織に埋もれてる若い人を救いたいと思ったからだ。

全国どこにでも老害はいる。
特に病院という特殊な職場の中には異常なプライドを持った人がいる。

自分が経験してきた職場の中には非常に独裁的な自分に酔っている技士長がいた。人工心肺の業務をいつまでも若い世代に解放せず自分の気に入った人間だけが入れる聖域のように扱っていた。

もちろん専門性が高い分野では少数精鋭にする措置は効果的であるが。
一切の業務を限られた人間で手術室にも入らせない。
そしてまるで自分が神様のように周りにすごい人かっこいい人と言わせる空気が漂っていた。
そこの職場では明らかに技士長の居心地が良いようになるための措置であった。

私は
「他の病院ではどの業務も協力してやっていたのになあ」
といつも思っていた。
自分が辞めるときには他のスタッフも心の中ではみんな同じように感じていてみんな実はすごく我慢していることを教えてくれた。
陰では誰にも信頼されていない技士長は自業自得だがある意味可哀そうな人間に思えた。

このように年功序列で結果が数字で表れない世界では、技士長になった、役職に就いた、手術室のリーダーになった、心外の担当になった、等々で仕事ができると勘違いする人間も多い。
一歩外に出れば自分より仕事ができる人など無数にいるのに。
医療ドラマの見過ぎなのか周りには異常に意識を高く見せ、周りに言う割には意外と自分には甘いそんな人間。

自分はそうならないように気を付けたい。

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具体的に実際の給料、労働環境や人事など気になることや質問があったらtwitterのDMでもブログのコメントでも連絡していただけたら答えます。
公立と民間の大規模総合病院、中規模病院、クリニック経験済み新卒と中途採用の就活ですごく多くの病院やメーカーを調べたのである程度は答えられるかと思います。

質問の際には自分がどのような働き方をしたいのかどのような臨床工学技士になりたいのかを具体的に本音で教えていただけるとアドバイスしやすいです。

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