ME2種検定の特徴としてとても時間が長いがあります。
なので、途中で解答が出来上がって退出する人も多くいます。
ME2種は知識も必要ですがその次に必要なこととしてミスらないことです。
前の記事でも言っていることですが時間が長いので問題をよく読んでよく確認することができる試験です。
なので知識があれば100%受かるのですが。それでも落ちる人がいます。これは単純に問題をよく読んで考えていないことと、ミスが多いからです。
ここまでしつこく言っているのでミスをしないようにするというのは理解していただけたと思いますが、考えるということがいまいち分からないと思いますので
考えるとはどういったことなのか具体的に説明します。
例えばこの問題
2種第33回午前問題9
2点弁別閾(2点として識別できる最短距離)が最も小さい部位はどれか。
1)指尖
2)殿部
3)腹部
4)背部
5)顔面
2点として識別できる最短距離?
↓
選択肢から考える
指、おしり、おなか、せなか、顔?
触覚?触れる刺激のことかな?
↓
触れた2点を識別する能力が一番高い必要がある場所は?
あなたは物を触る使うときどこを一番つかいますか?
おしりですか?おなかですか?せなかで触りますか?顔で感じますか?
指でしょ!
で答え1です。
みたいな感じです。
正直考えることができる人だったら医学をなんにも知らない小中学生ぐらいでもとけるかも知れません。
弁別閾って言葉が分からなくても問題に親切に()書きしてありますし笑
次
2種第31回午後問題36
透析装置で気泡検知計を必ず設置しなければならないのは。
1)脱血(動脈)側ライン
2)返血(静脈)側ライン
3)透析液供給ライン
4)透析液排液ライン
5)生理食塩液ライン
気泡検知計を必ず設置
気泡が一番入ったらヤバイところ
患者さんの体に向かうところ
返血ライン
正解2
です。
この問題今適当に手元の過去問題集の開いたページから選びましたから、全ての問題がこのように当たり前のように考えればとけるわけじゃないですが。
いくつかの問題はこれで解けるもしくは選択肢が削れるでしょう。
この思考回路は実践してほしいのですが、あくまでも自分の知識で解けない問題だけにしてください。
ですが自分の知識があって解けた問題はその知識が正しいでしょうから絶対にこの解き方をしないようにしてください。
自分が覚えた事を信じて解いてください。
ということで前の記事(ME2種本番での問題の解き方)で試験中は時間を目一杯使うこと
と言ったなかには、ミスを直す見直しの時間と、できなかった問題を考える時間の二つがあります。
本番はフルに時間を使って確認と、考えることをしてください。
ME2種検定の特徴

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